「わが里程標」
この曲は高校時代のコンクール曲で当時は朝から晩まで今思うとよくそれだけ練習できるなあと感心するほど来る日も来る日も同じ曲を歌っていました。
わが芦屋高校は、Sop.に美和さん、Ten.に八幡さんを要して予選を完璧にクリアし、2週間後の決勝にむけて、ある選択を迫られていました。
1 今まで通りの状態をキープして本番を迎える。
2 今までのものを一度ぶちこわし、さらに上を目指す。
若さあふれる高校生は2を選択しますが、2週間での作り直しは想像通り失敗に終わりました。結局この年は赤穂高校が全国2位になったのですが、同じように地区本選では見事な仕上がりだったのに大使、全国大会ではミスが目立ちました。今思えば、非常に限られた世界で、純粋であったように思います。
Voiceに入ってからは、むしろ音楽の多様性を学んでいる気がしますが、あの頃のように戦うことはしなくなりました。人とも自分とも。