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春合宿だより

1997. 4/26~27
(「Voice of ぼいす」第20号より)


 今年は「ビラデスト今津」というところで合宿をしました。最寄りの電車の駅は近江今津なのですが、駅からけっこう遠いところなので、電車で来る人を車で運んでいかなくてはなりません。相談した結果、まゆみ号とまっすん号と八木号の3台が駅に寄っていくことになりました。
 当日の朝、10:30に新伊丹で有田さんをひろったまゆみ号と、10:45にJR宝塚でJれいこさんをひろったまっすん号は、11時に宝塚インター近くのマクドナルドを出発したのでした。

第1話 集合 (文: まゆみ)

 とっても順調に近江今津駅へ到着したまっすん号とまゆみ号ですが、ここで難問が。つまり八木号が森の中でオーバーヒートしてしまい集合に参加できなくなってしまったために、軽自動車2台で9人の人間が移動しなければならない羽目に陥ってしまったのでした。しかもシャチョー含む…
 「合宿委員責任取りに来い!!」などとわめきながらも(そう言えば有田さんはその場にいましたね)仕方がない。ジャンケンで勝ったほうがシャチョーを入れて4名で、負けたほうが5名で行くことになりました。結果は、まっすん号(ミラパルコ)にまっすん・Jれーこさん・シャチョー・松岡キャプテンが、まゆみ号(パジェロミニ)にまゆみ・有田さん・くぼっち・植井さん母子が乗り込み、いざ出発! うねうねと続く林道にミラパルコは悲鳴をあげていました。(パジェロは5名でもまったく平気) なんとか無事到着。
 しかし、待てどくらせどみんなが来ない…3時にほど近くなったころ、上窪号(夫妻・くめいセンセ)も到着。ほぼ同じころに八木号もふうふう言いながら到着しました。
 一方、なぜか遅くなってしまった北村号は、午後3時に無事(?)近江今津駅に到着…しようとした瞬間に電話が鳴りました。これはきっと誰かに怒られるに違いない…と思いきや、vさんが「今、近江舞子ぅ」。な~んだもっと後ろがいたのか、と思ってすごく安心したのでした。

「練習より飯が大事?!」

 練習を始めるはずの3時を過ぎてから、薬丸号(やくまるさん・かねもっちゃん)も到着。やや遅れて塩谷号(だいにセンセ・さっちゃん)も到着。「合宿委員と指揮者は何やっとんねん」と悪口を言いはじめたころに北村号(北村くん・れにあん)も到着。「ほっといて練習はじめよう」ということになったのが3時半。ほどなく西牧号も無事にやってきたのでした。

第2話 練習 (文: Jれいこ)

 練習場になった研修室は、天井の高い8角形の木造の建物で、ボイスにピッタリのサイズと音響でした。ピアノがないので金本さんの持ってきたキーボードで練習をしました。余談ですが、このキーボード、短いフレーズ(いわゆるジングル)の演奏機能がついていて、休憩時間にイロイロ鳴らしてみて楽しみました。
 北極星の子守歌のうち合唱祭でやる3曲をまずおもに練習し、その後ほかの曲に移りました。休憩をはさんで17:28ごろまでやりましたが、夕食が研修室から徒歩約10分のバーベキューハウスだったので、あわててみんな移動を開始しました。外へ出てみると空気がひやっとしていて、都会との温度差を感じました。そういえば駐車場の向こうの木立の陰に解け残りの雪があって、それを見て誰かが「帰りは雪で坂を下りれないに違いない」とかいってたっけ…。(←ちゃんと下りられました。しかも、前の車が親切にも道を譲ってくれたのでとても順調に……)

ジュー ジュー

 バーベキューは4つのテーブルに分かれました。お肉は結構イイものだったとおもいます。にんにくの芽があったのが珍しかったです。西牧、北村、浜田の3人(うちのテーブルだ)は例によって他のテーブルを襲撃するべく「デジタルカメラによる陽動作戦」だの何だの繰り広げてましたが、計画に熱中するあまりに自分たちのテーブルの野菜が最後まで余ってしまいました。

おいしいでぇ~

 夕食の後はお風呂タイム(21:00までしか入れないため)。女性陣は各和室へ散りました。(男性陣は研修室に布団を敷いて寝る)
 お風呂タイムの後、再び練習。こんどはウルバネクの歌詞付け。前とその前の練習ですでについていたはずの1と5も、なぜか手間取りました。おまけに、歌詞のプリントを持ったあっきーがまだ到着しないので、ひさしぶりのわたしは訳がわからず、みんなの後をえっちらおっちらついていくしかありませんでした。そうこうするうちに神谷くんを迎えにいった北村号とあっきー号が同時に到着しました。ウルバネクは、パート練習も交えて、2と3をなんとか歌詞で歌いました。
 その後、この研修室の音響条件にピッタリのLondonderry Airをやり、唱歌の四季をするかどうかアンケート(…は、とらなかったなぁ)の材料とするべく「朧月夜」「茶摘み」をやりました。宿の人からは「22時ごろまで練習されてもいいです」と言われており、朧月夜のころはもう22時を過ぎていたのですが、合宿委員の「まぁ、おこられたらやめればいいんですよ。」発言のもと、22:15ごろまで続けました。22時過ぎに、塩谷号はさっちゃんを載せて山を下りていきました。
 練習が終わり、ビールやジュースやお菓子をかこんで、雑談タイム。雑談組とマネージャ・パーリー・20周年委員組に分かれてましたね。後者は、「おかえりなさい計画」の相談をしていたのですが、前者は翌日の練習後何をするかを話していたようです。「福井にとんかつを食べに行く」と主張するあっきー、「手打ちソバ体験にいく」というシャチョー、「やっぱり広場で『どろたん』でしょう」というはまだくん (あれ、組が違うぞ) などがいました。
 「ほんまに話し合うことはこれだけやったんかなぁ。」とつぶやきながら西牧さんが帰ったのは0:30ごろだったでしょうか。そして、研修室の夜は更けていくのでした。

第3話 長い夜 (文: Jれいこ)

 近くにコンビニもない山の上なので、ビールやジュースやお菓子やおつまみは不足していました。ビールは建物の中に自販機があるのですが、ジュースは建物の外、数十メートル歩いたところにたたづむ公園内の自販機にしかありませんでした。しかも真っ暗。各自懐中電灯や月明かりをたよりに買いに行きました。でも、暗いおかげで、今津市街から湖北、対岸の彦根の夜景や、きれいな星空をながめることができました。ぶらぶら歩いていると意外な方向から人が出てきたりしてね。

レニアンの尻に敷かれるはまだくん
(そのまんま)

 持ち寄ったお菓子が夜が更けるにしたがってなくなっていく中、意外なアイテムが脚光をあびます。それは、植井さん持参の「白ごまスティックパック」です。ごまが、スティックシュガーのようなパックに個別包装されているもので、ふつうはお料理とかに使うのですが、これをおやつがわりに食べるのだそうです。「うっそぉ、そんなん、ゴマだけで食べへんで」といいつつ試してみるとこれがなかなかイケる。ワインやビールを片手に、みんなでゴマをつまんでは感心するのでした。(そういえばワインオープナーもありませんでしたね。上窪さんがナイフを武器にコルクと格闘してはりました。)
 気がつくとあっきーと上窪さんが布団を敷いて寝ていました。(←よくあんな中で寝れたもんだ。あっきーくんは次の日やっぱり文句を言ってました。寝てたやんかー)
 八木っちと神谷くんは、ずっとキーボードの前に仲良く座ってしゃべったり奏でたりしていました。「妙に仲いいよね」と話題になっていることも知らず…。(←次の日の昼食のときに、「そっかー、次のカップルはあの2人か」とのたまった方がいました。どきどきどきどき…)

あーやーしーいー …

 2:00ごろでしょうか、恒例の「新人さん名前は覚えた? ちぇっく」がはじまりました。ちぇっくされるは神谷くん。練習に2回ほどしか来ていないせいもあって、ほとんど全滅。2周めも「シャチョー」と「キャプテン」と「粂井さん」以外は(たしか)全滅。レニアンを指して「藤...藤...藤井さん? 藤本さん? 藤野さん?」といって正解のまわりをウロウロしていたのを覚えています。(←「ペルーの大統領、なんて名前でしたっけ?」と、訳のわからないアプローチをしてましたね。)
 デジタルカメラは、怪しい場面の記録を着実に増やしていきました。怪しいふたり、怪しいサングラス、怪しいマッサージ(これは練習前に記録したものであった)、怪しい寝顔、等々。記録をながめたり、記録を増やしたりして楽しみました。

即席グリークラブ?!

 3:00ごろには、だいぶん起きている人が減ってました。寝ている人がいるというのに、真夜中の連弾や合唱が始まります。(一応音量は下げてるんですけどね)連弾は、まゆみちゃん持参のディズニーの曲集。byまゆみ&きたむら。合唱のほうは、「夜のうた」「遥かな友に」から、いつのまにかグリークラブアルバム状態になってしまいました。こちらは、シャチョー、キャプテン、薬丸さん、金本さん、そしてなぜかJれいこ。(柳河のソロをなぜJれがやるんだろう。)このころ、歌っていたとおもったはまだくんが、サングラスをかけたまま寝てました。(起きてんだか寝てんだか判らんて。)
 いつのまにか八木っちと神谷くんが消えてしまいました。あとで聞くところによると、車で山を下りてラーメンをたべに行ったそうです。(でもラーメン屋は開いてなかったのでコンビニでインスタントを買った。)ふたりで夜(明け方)のドライブ。ますます怪しい。
 まゆみちゃんとJれは、4:20ごろに一旦部屋へ戻りました。Jれは居場所を見つけて部屋で寝たのですが、まゆみちゃんは部屋に居場所が見つからず(←実は1人分のスペースを空けておいてくれてたみたいでしたが、なぜかスリッパがひとつ多かったせいもあって「あ、場所がない…」と一瞬であきらめてしまったのでした。)、結局、「すいません、泊めてください」と研修室へ戻り、寝たそうです…嫁入り前のうら若き乙女なのに。(←だって、「寝たもん勝ちですよ」by合宿委員長 「かめへんて」byシャチョーのおすすめで…)おかげで(?)、ドライブから戻った八木っちと神谷くんは、布団が足りなくてシーツにくるまって寝たのでした。

第4話 翌日 (文: まゆみ)

 目覚しに頼らずに7:49に起床したまゆみ。男性のまん中(すみっこに寝てましたが)で寝坊するのもいけないので、とりあえず退散しました。8:00過ぎに女性陣を起こし、15分ごろ再び研修室へ戻ってみると、まぐろがたくさん…。一番最後まで寝ていたのはいつものとおりずっしーでしたが、キャプテンとやくまるさんもたいがい遅かったですねー。
 8:30、やたら豪華な朝食をとり、9時過ぎから練習。はまだ氏指導による体操、金本氏指導による山下達郎風カデンツのあと、北極星の子守歌の7・8を復習。子供と魔法の「算数の章」「樹」「とんぼ」をひたすら全員で突っ走って音取り終了?! Sop.さんとBassさんはやたらとさがっていました。やはり寝不足が原因か?(いやいや、それならAltoとTen.の方がひどかったはずだけど…)
 10:40練習の合間をぬってずっしーとくめいセンセは帰ってしまいました。それからほどない10:55練習終了。片づけて外へ。デジタルカメラで記念撮影をしました。
 さて、ここで「元気なハイキング組」と「しんどい、もう帰る組」に分かれます。ハイキングに参加したのは、植井さん母子・上窪夫妻・薬丸さん・あっきーくん・やこちゃん・やぎっち・神谷くん・はまだくん・Jれいこさん・じゅんこちゃん・まゆみでした。(ちなみに、最初ハイキングに参加すると言ってたはずのれにあんは北村くんと二人きりで帰ってしまいました。あやしい…)ハイキングにはうってつけの上々のお天気のなか、処女湖までの道程はそこそこで楽に歩ける程度。(あくまでもまゆみの基準です)ジュースを買い込み、クーラーバッグにつめ、やさしい神谷くんに全部持たせていざ出発。途中、つくしやいたどり、ぜんまいにたらの芽を見つけてはうんちくを傾ける我々にじゅんこちゃんはちょっととまどっていたようです。途中で道は舗装路と山道に分かれました。足元の事情から植井ママと薬丸さんは舗装路へ。ところがこれがあだとなります。(途中で舗装路の方は道がなくなった)結局、処女湖を見ながら缶ジュースを飲んでひきあげることとなったのでした。その間にも、まゆちゃん(植井娘)とvさんは「あっ、変な動物がいるうー」と互いを指差してキャーキャーはしゃいで追っかけっこなどをしていました。それを見たやぎっちがぼそっと「vウイルス」とつぶやく…。体力があり余っていたらしいやぎっち・あっきー・神谷くんの3人は、帰りの坂道で競走をしていました。コンパスの差を若さと身軽さでカバーしたやぎっちが一等賞。賞品は「女性たちの黄色い歓声」でした。

しばし、休息…

 しばしの休息のあと、山を下りた一行は昼食を取りに近江今津駅前のおそば屋さんに向かいます。そこには、とっくに帰ったはずのシャチョー・金本さん・松岡夫妻が先客になっておられ、びっくり。これ幸いと「乗せて」と薬丸さんに頼む金本さん。

 それから、上窪号・あっきー号・まゆみ号は風車村に寄りました。チューリップがとても美しかったです。そのあと、あっきー号とまゆみ号はしっかり渋滞にはまりこんでしまいましたが、Jれいこさんに運転を代わってもらったりしながら、無事帰路につきましたとさ。
 合宿委員をつとめてくださった北村くん・有田さん、本当にお疲れ様でした。

Photo by Keiji Hamada