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ボイスメーリングリスト便り
沖縄へ行ったカッパ (Kappa Flies to Okinawa)

(「Voice of ぼいす」第6号より)


 "Voiぼい"読者のみなさん、こんばんは! 今回は浜田カッパ氏の沖縄旅行記をお送りします。 3月12日から15日まで沖縄へ旅行に行くというので、ノートパソコンを持っていって向こうからリアルタイムでオンライン旅行記を書いてもらったのです。 全部載せるには多すぎるので、ダイジェスト版として紹介します。

3月12日 - Before Taking Off

 いよいよ旅行が始まりました。 今、阪急電車宝塚線の車内でメールを書いています。 11:45に伊丹空港を飛び立ちます。沖縄到着は14:00頃です。
 週間天気予報では...沖縄は今晩から木曜日まで「雨」だそうです(さっそく雨男本領発揮かい)。 今日のうちに、那覇近郊の観光名所は回っておこうと思います。

3月12日 - Feeling about Okinawa

 空港に降り立った第一印象は...「...ぬくい...いやもとい、蒸し暑い...」。コートとセーターはとっとと脱ぎました。空は全体に曇っています。やだな。
 まずは首里城に行って来ました。琉球王国の「砦」ですね。 第二次大戦で消失したのを復元中で、再建された建物は朱色に塗られています。これが晴天とならマッチするのでしょうが、残念ながら空は薄青です。王が座る台座のところに描かれているのがリスと葡萄、というのがなんかエスニックです。展示している隣で発掘作業をやっているのが印象的でした。
 本日の見学ツアーは、この後首里城の近くにある県立博物館を覗いたところまで。この時点で17:00。見物関係はタイムオーバー。
 17:30頃、ホテル(南西観光ホテル)にチェックイン。 とりあえず重い荷物を下ろして。一段落。しかし。夜はまだまだ長いのであった。

3月12日 - Funky Night's Kappa (funkyというにふさわしい夜)

 晩飯はソーキそば。沖縄そばですね。 麺がちょっと太くてゴワゴワ(!?)した感じ。でもうまい。本当は「オリオンビール」やら「泡盛」やらを味わいたかったので、飲み屋に行こうかと思ってたんですけど...。
 それが、funkyな夜のおかげでいっぺんに楽しむことができました。 沖縄に行くならぜひ行きたかったところ。それはライブハウス。 沖縄民謡とロックを融合した音楽の草分け的な、「喜納昌吉(きなしょうきち)&チャンプルーズ」というバンドがライブをやっているところがある、と知って、いささかマニアックながら、行ってみようと思ったのです。この人、というかこのバンドは、「花 - すべての人の心に花を」という歌で世界的に有名な人です。日本でも何年か前のワールドミュージックブームの時、The Boomというバンドが「島歌」をヒットさせた頃に再び売れました。今年アトランタ・オリンピックと同時開催でワールド・ミュージックの祭典をやるそうですが、それにアジア代表(日本代表、ではなく!)で出演するそうです。 ライブはとても面白かったです。民謡が混じってる分、独特なノリがあります。前座の1部で沖縄民謡保存会!?の民謡、2部でエイサーという沖縄のお祭囃子(って言っていいのかな?)のパフォーマンスがあって、これを聴きながらオリオンビールとか泡盛を飲んでいました。会社を辞めて横浜から来たと言う同じく一人の客と途中から喋りはじめ、オリオンビール中瓶数本分をご馳走していただきました。オリオンビールはおいしかったです。泡盛は...何も研究していないので分かりませんが、焼酎みたいな感じです。ライブハウスで一番飲みやすい銘柄のモノをシングルでもらったのですが、まさに焼酎や洋酒の水割り、という感じ。これが銘柄によって微妙に味が違う、と言うのだから...たいへんだぁこりゃ(なにがだよ)。

3月13日 - It's Fine Today (晴れてるやん)

 今日は南の方へ行ってきました。 天気はときどき曇ったりしましたが、晴れると気持ちよく晴れます。沖縄はやっぱりこうでなくては。
 観光にはお決まりのコースながら、「ひめゆりの塔」、そして「玉泉洞」を路線バスに乗って見てきました。
 那覇バスターミナルから糸満を経由して、ひめゆりの塔へ。 那覇の市街地でも比較的「地方都市」の雰囲気がありますが、糸満の方はさらに田舎。のどか、という言葉がぴったりきます。途中で乗ってくるおばあちゃん達の会話は、「これ、何語なんやろう...」と思うほど理解不能。ひめゆりの塔の石碑の足元に防空壕のような穴があって、これを見るといきなりショックを受けます。昨日の首里城の公園にも防空壕があって、沖縄というところは常に戦争の歴史と同居しているのだなぁと感じさせられます。塔の裏側に平和祈念資料館があって、入ってみたのですが、戦時中の生々しい歴史を目の当たりにして、辛くて全部はみられませんでした。
 続いて玉泉洞に向かいます (ハブ園が隣にあるのですが、蛇は苦手なのでパス)。鍾乳洞ってなんできれいって思うのか、って、絶対ライトアップのおかげだと思う。暗がりの中でだったら絶対不気味だったに違いない。東洋一美しいと言うだけあって、中も広いし、何万本ものつらら状の鍾乳石が垂れ下がっていて、目玉になっている「黄金の盃」は本当にきれいでした。写真をメールで送りたいくらい。
 那覇に戻って、公設市場の2階にある食堂が旨そうなので、ここへ行ってチャンプルーに挑戦。店のおばちゃんにすすめてもらったゴーヤーチャンプルーを食べました。ゴーヤーっていうのは、瓜の一種なんでしょうか。見た目は、きれいとも言えるしグロテスクとも言えます。コリコリとしていて、まぁゴーヤー自体がおいしいと言うようなモノではないように思いますけどね。チャンプルーがおいしかったので、追加で再びソーキそば。「家庭の味」的な大衆食堂なので、昨日のそば屋とはまた違う味でした。

3月14日 - Kappa's Cheap Trip

 今日はR58を路線バスでひたすら北へと進みました。 琉球村、万座毛、そして名護へ。
 琉球村。沖縄の暮らしや文化を紹介するテーマパーク。 僕の(少なくとも学生時代の)旅行のメイン(!?)テーマは、「貧乏」。とにかく、金を極力使いたくない。てなわけで、低コストで効率よく知識を得るために、バスツアーのグループに紛れ込んだり、観光タクシーのおっちゃんがお客を連れて案内しているそばにさりげなくひっついてダンボ耳。あぁなんて貧乏なんだー。一人だからこんなことやってられるんですよ(と正当化してしまふ)。
 再びバスを拾い、恩納村(おんなそん)へ向かいます。 今度の目的地は、万座毛(まんざもう)と呼ばれる、隆起珊瑚礁の断崖絶壁。現地の言葉では「マンザムー」と読んだと思います(違うかもしれん)。遊歩道があって、それに沿って歩けば安全なのですが、我らがカッパ氏、ただ道に沿って歩いて終わりなわけがない(をいをい)。天然の芝が生い茂る対岸の崖のギリギリに迫って、そこから遊歩道のある側の崖をカメラに収め(もしズルッといってたら今頃メールなんか書いてない)、そうして自ら下をのぞき込んでゾーッとしていたりする。だったらやめときゃいいのに、いくつになってもこのカッパは...。
 バスを捕まえ、名護までノンストップ。 と言っても、最初は名護に何を見に行くつもりでもなかったのでした。ガイドブック(実は出発直前に伊丹空港で買ってしまったのでした)を車内でめくりながら、「次はどこに行こうかなぁ...」という優柔不断旅行。ふと目についた「国営沖縄記念公園」。沖縄海洋博の跡地に作った公園があるらしい。ここに行ってみよう。...とまあ、こんな感じです。
 こんなだから、どんでん返しもあるわけで。 名護バスターミナルで乗り換えのバスを探して、運ちゃんに「このバス、記念公園行きます?」と聞くと、「いくけど...今日は休みじゃないかなぁ」。えーーーーーーー、そーーなーーーーーーーーん!?「行くだけ行ってみるか?」え、あ、じゃ、いいです。じゃ、この辺でどっか面白いとこない?「ネオパークオキナワが近いから、そこに行ってみるといい」。
 教えてもらってガイドブックをめくると、確かにあるある。 ネオパークオキナワ、正式名称は「名護自然動植物公園」。ガイドブックによると、名護バスターミナルから車で5分。地図で見ても、そんなに遠そうじゃないし、タク代惜しいから、歩こ...。それが、見事に裏目に出ます。地図があまり詳しくなかったせいもあって、途中で道を間違えてしまって、ネオパークの裏をグルッと一周してしまい、「あれぇ、ないなぁ...」。この間、1時間以上も名護の山中をさまよっていました。「車で5分」ったって、あのR58はずいぶん飛ばしてたから、もしかして100 km/hで5分!? みたいな感じで、ネオパークに着いたときにはすでにヘトヘト。
 そんでもいろんな南国の動物や植物に囲まれて、すぐに元気を回復。 パンチパーマをかけたような頭の鳥とか、餌の食べ過ぎでブクブク太って不精モノのアライグマとか、なんとかいうサルは、人が檻の中を覗くと、小屋の中から「お、出番や」とばかりに出てきてそれなりに振る舞ってみせて営業しているという...。もちろん、保護されている「ヤンバルクイナ」も見ることができました。なんといっても名護は「山原(やんばる)」地方ですから。
 んで結局またバスターミナルまで歩いて戻って(さすがに疲れた)、那覇行きバスに乗って帰ってきました。車中はまたわけの分からない夢を見ていました。

3月15日 - Good-bye Okinawa (さよならウチナー)

 20:10。定刻より若干遅れて、無事関西国際空港に到着しました。 関空とその周辺の夜景には感動しました。とりあえず、何らかの交通手段でもって大阪まで帰ります。バッテリーのカラータイマーも点滅(!?)しているので、旅先からの最後のメールです。